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マンガで学ぶ不動産取引

『マンション購入 最短スケジュール』

マンションの購入を検討し始めてから、根気強く希望に合う物件を探して、ようやく購入したいマンションが見つかりました。

そうなるともうあとは早く住み替えたいという心理がはたらくのは当然です。
しかし、実際に引っ越して住み始めるのはいつになるの?というところが、意外とわからないものです。

今回はごく一般的な例を用いて、とてもスムーズに、最短とも思われるほど短期間で契約から引き渡しまでが進んだというお話をします。買主の立場として、何をすれば良いのかを理解して下さい。
  • 理想の中古マンションに出会い、購入申込
  • 売主の意思確認をとり契約日を調整
  • 住宅ローンの審査は既に通過済み、引き渡し日のスケジュールを調整
  • 18日後に引き渡しが完了し満足な住み替え

『マンション購入 最短スケジュール』

不動産売買仲介営業職出身者による解説
マンションレビュー運営事務局

『マンション購入 最短スケジュール』


今回のお話は、契約から引き渡しまでがかなり早く進んだケースをご紹介しました。買主さんが現金で購入するケースを除いたら、かなり短いスパンの中で取引が行われました。扇谷さんのスケジュールはこうです。


・契約
物件の説明をうけ、売買契約書を取り交わします。その際に物件価格の5~10%
の金額を手付金として、売主に支払います。



・ローンの申し込み~本承認
契約後、その日のうちにローンの申し込みを行いました。
不動産会社の建野さんが事前に用意していた住宅ローンの本申し込み書に必要事項を記入し、添付書類として必要だとアナウンスを受けていた印鑑証明、住民税決定通知、住民票等を建野さんに預け、団体信用生命保険への加入申込書、個人情報の取り扱いについての容認事項を確認しサインをし、住宅ローンの申し込みに必要な書類を揃えました。

そしてそれらの書類を建野さんは即銀行に提出し、扇谷さんは承認を待ちました。
扇谷さんは事前審査もすでに通っていますし、健康上も全く問題ないということで、すんなりとその3日後には本承認(融資可能)の連絡を受けました。



・金消契約
扇谷さんの次の休日は本承認の連絡を受けた日の5日後でした。
その休日にすべきことは申し込み先の銀行へ出向き、「金銭消費貸借契約」を結ぶことです。これは通称「金消契約」という略称で呼ばれています。
住宅購入に契約があるように、お金を借りるにも契約が必要です。それが済んだら、取り扱い銀行によって違いますが、数営業日後には融資の実行が可能になります。今回のケースでは金消契約から中3営業日を空けて融資の実行が可能とのことでした。



・現金の準備
住宅ローンを利用する金額以外の売買代金、諸費用分の現金を、自分の口座に入れておきます。通常はローンを組む銀行の口座に入れておきます。



・残金決済(引き渡し)
扇谷さん、売主さん、建野さん、そして不動産移転登記を担当する司法書士の先生が一堂に会し、「残金決済」を行います。この日が引渡し日になります。
この日程は当然全員の都合が合致して初めて行えるものです。
扇谷さんのローンの承認が下り、金消契約が行える日取りが確認出来た時点で建野さんが、扇谷さん、売主さん、司法書士の都合を確認し、最短で行える日取りを押さえていました。その日程が契約日から起算して15日目の朝でした。
登記に必要な書類の確認、融資の実行、買主から売主へのお金の支払い、売主から買主へ物件の鍵の引き渡しが行われ、取引が完了します。
この日から物件の所有者は扇谷さんになり、いつでも引越しが可能です。


このようなスケジュールで扇谷さんは動き、かなりの早さで引き渡しを受けました。


住宅ローンの申し込みってそんなスピードでやらなければいけないの?どこでローンを組むか考える余裕もないの?というご意見もありそうですが、契約後いち早く住み替えをしたいなら購入前に各金融機関を徹底的に調べ上げて(ご自身で調べても良いですし、仲介業者にまずローンの相談をしてみるのも良いでしょう。)おくことです。


そして、どこでローンを組むかの目星をつけたうえで、購入前の事前審査を行っておくと非常にスムーズに事が運びます。もちろん今回のスケジュールは、物件が即引き渡し可能であるという条件の下でしか成り立たないお話です。
中古住宅を買う場合は、売主さんがまだ住んでいる状態の物件も多数ありますので、引き渡しの時期がかなり遅くなる場合もあります。


一般的に不動産購入から住み替えまではかなり時間がかかり、いろいろと複雑そうというイメージをお持ちの方が多いようですが、こんなスピードで住み替えを行うことも不可能ではありません。


また、購入者扇谷さんが行っていることは、不動産会社のアナウンスに従って資金の準備と自分のスケジュールを押さえたということだけです。やっていることは至ってシンプルだということがお解り頂けましたでしょうか?その準備の内容は、大きい買い物であるがゆえに、人任せに出来ず細かいことが多いのは確かですが、不動産会社、銀行の言う事を整理して、順序だてて行えば至って簡単です。


契約から引き渡しの時期まで、期間がかなりある場合でも、やることは全く同じです。


その他ひとつひとつの取引がケースバイケースということはありますが、買主としてやることはいつも同じです。この一連の流れだけを頭に入れておけば、不動産会社さんと取引のスケジュールの話をしていても、理解度が違ってくると思います。今回は不動産購入の大原則のお話でした。


【用語解説】
抵当権…債務者又は第三者が占有を移転しないで債務の担保に供した不動産について、他の債権者に先立って自己の債権の弁済を受ける権利です。住宅ローンを組んで購入した物件で、完済が済んでいない物件の登記簿謄本を見ると、抵当権の記載がされています。


※ストーリーはフィクションです。ご了承ください。

※作画:佐々木慧

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