【購入体験記】中古物件の購入ではオーナーさんとの関係づくりが決め手になることも?
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中古不動産の購入においては、検討段階でも売主さんと対面することがあります。物件に思い入れがあり、大事に使っていた人であれば、引き続いて大事に使ってくれる買手を見つけたいと思うことも多々あります。 売主さんとコミュニケーションを図り、一方的に要求をするような交渉の仕方をせず、双方納得いくような歩み寄りの取引になるよう不動産会社も上手く味方につけて商談を進めると、他の購入検討者が多少有利な条件を提示したとしても自分に売ってくれる、ということもあるようですね。 ノウハウの一つとして是非お読み頂き知識としてストックしておいてください。
成約価格に満足した理由はなんですか?
駅の利用や買い物に便利な立地で、近くの物件の価格を参考にしても安かった。築年数は古いものの、各階のオーナーさんにも話を聞き、建物の信頼性を確認した上で購入に踏み切ったので、満足のいく価格でした。
値引きの理由は何でしたか?
オーナーさんが愛着を持って長年住まわれていた家だったので、購入希望者として何度も家へ伺い、リフォームの参考にする為、暮らしの中で不便だった事や家に関する思い出話し等を聞きました。気に入ってもらえたのか、他にも購入希望者がいましたが、リフォームをしたいので安くしてほしいというこちらを選んでくれて、かなり値引きしてくれました。
提示価格いくらに対する、いくらの交渉がありましたか?
いくらという交渉はしませんでしたが、不動産屋の担当者の方にリフォームにお金がかかりそうなので、もう少し安くならないものでしょうかとお願いをしました。
不動産会社のサービスに満足した理由はなんですか?
今回に限ったことではありますが、居住者であるオーナーさんと不動産屋の担当者の方との信頼関係があり、購入決定までの間、オーナーさんと密に話し合える場が作れたことで満足しています。
不動産購入の総合レビューを教えてください。
オーナーさんの住居を購入する場合、その家に移り住んでからのこちらの負担しなければいけない費用(リフォーム等)の説明をオーナーさんも理解してもらい易く、その分の値引き交渉もし易いと言えます。投資目的では無く、居住目的であれば、購入までの一時的な関係とは言え、オーナーさんの思い出深い場所を引き継ぐわけですから、この人になら住んでもらいたいと思ってもらえる関係を築くことも、やはり人間同士なので必要だと思います。
今後取引をされる方へのアドバイスはありますか?
不動産の購入は多くの人にとって一大事です。購入を決める要因は自身の家に対する経験が大きく影響していると思います。私は何度も引越しを経験していますが、その中での住居に対する数々の失敗と不満こそが自分の豊かな経験となっています。今回家を決める前にその経験をリストにし、将来を楽観しせずに、冷静に物件を吟味出来たことが良かったと考えています。今後不動産の購入を考えている方には、自分の中の理想と今までの失敗(親や知人の失敗談も含む)を一度リスト化するべきだと思います。その上で購入を希望する物件についてのチェックを全て行う事が大事だと思います。
※こちらの購入体験記は、体験者様より投稿いただいた文章を記載しておりますので、誤字脱字が含まれている可能性があります。
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